カワムラの仕事


施工図の作成業務
施工図の作成業務

施工図とは、エンドユーザー向けの設計図を、現場で工事をする職人さん・職工さん向けに、具体的な施工に関する情報を分かりやすく反映させたもの。まさに縁の下の力持ちです。

言い換えれば、建築現場の「施工指示図」「組立説明書」。これがあるから職人さん・職工さんが安心して現場で作業でき、日本の建築物の品質を一定に保っているのです。建築の品質を支えているのは施工図と言っても過言ではありません。

河村建設では実際に作業する作業者(職人さん・職工さん)目線で、分かりやすい施工図を作成します。建築現場での迷いをなくし、作業者が違っても品質を維持できる様な、業務効率を高められる、そんな施工図が私たちの理想です。

分かりやすい施工図の作成なら、河村建設にお任せください。


色々と教えてください。


プラモデルを例に説明します!
円谷 和央(生産設計第1課 課長)

円谷 和央(生産設計第1課 課長)

プラモデルの箱表面に描かれているカラーのデザイン画。非常に格好良く描かれています。しかし、そのデザイン画を見るだけで、各パーツを組み上げてプラモデルを完成させることは出来るでしょうか?

なかなか難しいですよね。

だから、箱の中には組立に必要な説明書が必ず同梱されています。この説明書があればどなたでも安心してプラモデルを組み立てて完成させることができると思うんです。

建設現場に置き換えてみると、この説明書に相当するものが、私たちが描いている「施工図」なのです。
仮に難易度の高い設計であったとしても、分かりやすく情報を噛み砕いて具体的な作り方を示した施工図があれば、どなたでもどの様につくるのか分かるようになります。

日本の建造物の品質が安定しているのは、この施工図があるから。建築の品質を支えているのは施工図と言っても過言ではありません。

トイレで「便座」の高さが違うなんて……
海外では馴染みのない施工図。現時点では日本独特の文化です。

海外では馴染みのない施工図。現時点では日本独特の文化です。

ここ数年、私も海外出張に行く機会が増えたのですが、いつも同じホテルを予約しています。しかし、さすがに部屋までは毎回が同じではありません。
ある時、仕事がら、便座の高さが違っていることに気付いたのですが、それはかなりの違和感でした。ほんの数センチの違いなんでしょうけど、私たち技術者から見ると相当な違和感なんです。

こうしたことは何故起こってしまうのでしょうか?それは、職人さんによる作業のバラツキが原因である事が多いのです。

つまり、施工する職人さんによって、場合によっては都合の良い納め方をしてしまったり、施工の順番が違ってしまうなど、仕上がりにバラツキが生じてしまうというのがカラクリです。このバラツキを少なくするのが「施工図」の役割です。

日本の現場では必ず「施工図」なるものが存在しています。ですから、一定のレベルの品質が担保されているのです。
しかし、海外では施工図を書く文化・商習慣がありませんから、職人さんの個性によってバラツキが生じてしまうんですね。

お客様からの信頼の襷を繋げます!

一旦、お客様に施工図を納品した後、次の仕事が頂けるまでの期間というのは、実は内心 ドキドキ・ヒヤヒヤしています。
それは、私たちが描いた施工図が分かりやすかったのかを試される期間だから。

施工図通りに全ての工事が遅滞なく完了した時、初めて私たちの仕事が認められ、ようやく次の仕事に繋がる訳です。
何となく、歴史と伝統を背負って走っている駅伝選手の襷に掛ける想いと感覚が似ていますね。

河村建設ではお客様からの信頼の襷を永続的にしっかりと繋げてゆきます。

河村の施工図、ココが違う!

「お客様からの要望を何とかして叶えたい!」というのが私たち河村建設の心情です。
もちろん、中には物理的に不可能な場合もありますが、困っている姿を見ると何とかして差し上げたい……、というのが私たちの気持ちであり、社長の河村の口癖でもあります。

例え、施工図の作成に多くの手間や時間が掛かったとしても、それは私たちの都合です。
お客様の要望に何とか応えられるように検討することが大切だと思っています。その結果、万が一、取り越し苦労で終わってしまったとしても、それはノウハウや経験というカタチに変わって、財産として継承されれば良いのではないでしょうか。

売上至上主義という言葉を耳にします。売上や利益を追求することももちろん大切ですが、それ以上に困っている人を助けるという精神性の方が大切だと思っています。両者がハッピーな気持ちになれると思うからです。

こうした気持ちの積み重ねが、人との関係を良好にし、結果として次のビジネスに繋がるんだと信じています。

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